2010-02-13 (Sat) コラム
近年は自宅を除きほとんどの屋内で喫煙が禁止されている。僕が高校の頃から、5、6年の間で、その禁煙規則の浸透ぶりはめざましいものがある。
2010-02-13 (Sat) コラム
思い出は誰の脳にも住み着く幻覚の一種だ。変化の鋭い現実に対応できない過去の自分がそこにいる。その点でトラウマと大して変わりはない。しかも物理的に何の役にも立たない上に、現実の進行を遅らせる要因になりうる。なのにどうして思い出が肯定的に捉えられるかといえば、それなりの味わいがあるからだ。この文章も、せいぜいそんな風なものになるよう心がけようと思う。